岡山県と香川県の瀬戸内海に浮かぶ二つの島へ行って来た。
かつて、どちらの島も銅の製錬所があり、かなりのにぎわいを見せていたようだった。
廃墟になっていた二つの島が沢山のアーティスト、建築家、島民の人たち、行政、そしてそれを支えた民間企業で
アートの島に成り代わって来ている。
この度は十数年続いている
JLC(ジャポン.ル コルビュジエ研究会)のメンバー10名での見学会と忘年会を兼ねた一泊二日の旅行だった。
一日目は小谷SAで合流し二台も車に分乗して早島町の「
いかしの舎」を見学し宇野港よりフェリーで昼前に直島に着いた。
真ん前がきれいな水辺のレストランで昼食をとり午後から
ベネッセアートサイト、まちプロジェクトと見学し夕刻、倉敷のアイビースクエアーに到着。
翌朝、街を散策し(久しぶりの倉敷で新鮮で沢山の発見も...)昼前に倉敷を出て南東部の宝伝港から小さな渡し船で犬島へ向かった。
ここは近代化産業遺産を保存、再生し環境に負荷を与えないコンセプトで考えられ建築家、アートワーク、民間企業が取り組んだ興味深い
プロジェクトだ。
犬島には約二時間半くらいの滞在時間だったが内容の濃い見学で、日の落ちかかった頃に島を離れた。
二日間とも天候には恵まれて天気も良く、有意義な見学会だった。
Planar 1.4/50ZF
Nikkor 16-85/3.3-5.6