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2020年 05月 28日
ブックカバーチャレンジ 1 大学時代のFacebook友から「ブックカバーチャレンジ」が回って来ました。 幼少期から読書好きではなかったが激動の70年代には学園紛争等もあり連日ジャズ三昧...、 折角のお誘いなので今までの人生振替って感動した数少ない本を振り返って見ようと思います。 第一回目は雑学の大家 植草甚一さん、当時何もかもがカッコよく(笑) 何度も読み返した思い出が有ります。 ただ預かったバトンは何処かへ見失ったので出て来ましたら考える事に(笑)。 大学時代に第二外国語はフランス語を取り「Le Petit Prince」が教材で使われ1ページの数行でメゲて和訳本を(笑)。 「陰翳礼讃」は先生に勧められて買ったのはイイが難しくて読んだのは数十年後…今では若者達に勧めてる本の一冊。 最後は何度も読み返した「人間のための街路」は未だ私のバイブル的な一冊です。 ブックカバーチャレンジ 3 何がいいかと書棚で目に止まった懐かしいものです。 これは初めて買った写真集でパルコ出版のレニ・リーフェンシュタール(1902-2003)のアフリカのヌバ族を撮影した写真集「NUBA ヌバ」です。 見た時に手が震えるような衝撃を受けたように記憶しています。彼女は舞踏家、映画監督、写真家、元女優で世界最年長のダイバーでもあった。 下手なグラビアヌード写真集よりも凄い写真集です(笑)。 ブックカバーチャレンジ 4 五木寛之のこの3作は特に思い出深く残ってこのブックカバーチャレンジでは外せない。 どれも何度か購入したが行方不明…。 「青年は荒野をめざす」 ジャズミュージシャンを目指すジュンは横浜からバイカル号に乗りシベリア鉄道でモスクワ.レニングラード.ヘルシンキ.ストックホルム.コペンハーゲン.パリ… 放浪の旅へ。ヘルシンキ迄の非武装地帯に霧が立ち込める中(この事をカレリア)を列車はゆっくり…とここでシベリゥスの交響詩フィンランディアの話が絶妙、思わず新宿の街へ出て初めてのクラシックのLPレコードを買った。 「戒厳令の夜」 1973年4人のパブロが死んだ…と言う始まりで本が始まる。 江間は博多のバーで、伝説中の幻の絵といわれるパブロ・ロペス(架空の人物)の作品を見かけるが、なぜここに…。舞台は筑豊から世界中へと壮大なスケールの歴史ロマン、4人のパブロ(パブロ.ピカソ、パブロ.カザルス、パブロ.ネーダー、そして架空の画家パブロ.ロペス)を登場させる辺りはさすが…。 そしてパブロ.カザルスがホワイトハウスでJ.F.ケネディ-大統領前でのレコードを買いに。 「青春の門」 伊吹信介の青春遍歴を雄大な構想で描き人生の希望と旅立ちを手に汗を握りながら読み続けた…。 そして新宿2丁目界隈.靖国通り裏.新宿風月堂.青蛾.中野クラシック.ポニー.トップス.アカシア.チックタック辺りがいつも出掛ける場所だった。 当時中野クラシックのコーヒが160円で五木のエッセイ「風に吹かれて」の中では此処では確か60円か80円と話の中で書いてあったような…。 ブックカバーチャレンジ 6 ル.コルビュジエ Le Corbusier(1887-1965) 建築を志すものにとって彼の足跡は無視はできません。 スイスのラショードフォンに生まれ20歳でパリに出て南フランスのカップマルタンで没するまで様々な作品を作り出した20世紀最大の建築家です。彼に関する著書は膨大にあり全てを紹介することは不可能ですが特に関心があり面白かったもの、難解で何度読んでも理解しにくいもの(笑)を並べてみました。印象に残ったものではスカルパ(Carlo Scrpa)の建築を見て「これは美しすぎて建築ではない」、永井荷風とル.コルビュジエが20cの同じ時代にパリでの活動(お互いに接点は無かったようです)、午前中は画家として絵を描き午後からアトリエで設計に…。もう20数年前に彼の生まれたスイスのラショードフォンを訪ね、ロンシャンの教会、マルセイユのユニテ、リオン郊外のラ.トゥーレットの修道院、パリ郊外サヴォワ邸等数々の彼の作品を訪ねて旅行したものです。有名な言葉に「住宅は住むための機械」やモデュロールと言う「標準化」「工業化」を具象化させたが、ロンシャンの教会はダイナミックな空間表現化され、ラ.トゥーレットの修道院はそれらを合わせた最高傑作でしょうか。 ブックカバーチャレンジ 7 最後のテーマはロマネスク この本により一気にロマネスク熱が上がり始め手当たり次第に本を読み始めそこまでのルートや資料集めに翻弄したものです。まず最初は南フランス.プロヴァンスにあるシトー派の三姉妹(ル.トロネ、シルバカーヌ、セナンク)に逢いに…。そして南部オーベルニュ地方、ピレネー山脈山麓の隠れた教会やロマネスクの宝庫ブルゴーニュ地方、そしてスペイン西果サンチャゴ.デ.コンポステーラまで通じる巡礼路のロマネスク、北西部のブルターニュ地方。すべての行程は現地調達のレンタカーで20数年前はミシュランmapで道を確認しながらだったが、近年ではgoogle mapが殆どですがミシュランmapも手放せません。私のロマネスク詣はフランス、スペイン北部、イタリア北部が殆どで好みはシンプルで素朴な建築、彫刻や絵画(フレスコ画)で10c-12c頃のものが特にすきです。この時代のものは山間部や僻地に残っており、大きな街や都会では教会、修道院、礼拝堂等が次の時代のゴシック様式に改修改造、建て替えられているからです。あの有名なモンサンミッシェルも元々ロマネスク様式でしたが数度の増築、改造等でロマネスク部分は本堂の一部にしか見られないのは残念です。 訪れた中で特に思い出深いものはフランスのほぼ中央にあるノアンヴィック(Nohant-Vic)という小さな村の教会です。(この村はショパンの恋人で作家ジョルジュ.サンドの別荘がありサンドが世に知らしめたことで知られることになった) 此処の教会は12c頃建てられ何度か改修され18c頃内壁の内側から素晴らしいフレスコ画が現れたと…。まだまだ行きたい所が沢山ありますロマネスク詣は終わりそうに有りません。 ブックカバーチャレンジ (続) ぜんぶすてれば 中野善壽(なかの・よしひさ)著 なんと素晴らしいタイトルの本だろう…。 コロナウイルスで持て余すであろう連休前に電子書籍としてKindle購入したが、 お面白く楽しくて一気に読んでしまい、その事を我がお上に言うと「その本貸して…」と。 そんなことなら電子版でなく本で買っておけば良かったかなと残念…。 中野さんの生き方はとてもシンプルで、ポンポンと飛び出す軽快な話ぶりは奥が深くポストコロナの生き方の参考になる考え方がたくさん書かれています。 「今日がすべて」「人の評価は気にしない」「自分自身が納得できるか」「準備万端の日は一生来ない」「 何も考えず思い切ればいい」「目標はいらない、がんばり過ぎたらやめていい」「所有は安定を生まない、ものを捨てれば自由になれる」などどこか心に引っかかる言葉のチョイスが抜群で、今読むべき1冊だと思います。この本は捨てられそうにありません(笑)。大学時代の友人から回ってきたブックカバーチャレンジもこの「続…」で終わりですが青春時代からの一コマを思い出させてくれた友人に感謝です。そしてバトンは何処かに忘れてしまい次に渡らず…申し訳ない(笑)。
by leo-plan
| 2020-05-28 10:06
| Memory.もの.記億.car.酒.
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