打ち合せで松永へ行きその後、今津界隈の古い街並や沼隈町の岬の端にある、阿伏兎観音(あぶとかんのん)、江戸時代の初めに造られた木造の水門(唐樋門)等を見て廻った。
今津界隈には神社や仏閣、古い建物も残っており又時間を作って散策したい所だ。
阿伏兎観音(あぶとかんのん)は1956年に国重文に指定され、けわしい海食崖が続く沼隈半島の南端 阿伏兎岬の岩上に建ち、岩上に十一面観音石仏を安置して以来、今日まで千年余りも航海安全の祈願所として、また子授け観音、安産の守護として人々の厚い信にささえられてきている。朱色の観音堂は瀬戸内海の中でも有数な景観の一つである。
草深の唐樋門は江戸初期(1661-1672)に干拓造成された時に造られ、樋の堂と呼ばれる建物とその床下の樋門の部分からで来ており当初は全て木造であっが、1696年と1774年に大掛かりな修理により樋門の門扉以外は石造に改められたそうす。この唐樋門は瀬戸内海沿岸の干拓造成の歴史を研究する上で貴重な産業遺跡だそうです。
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